ソフトウェア方式設計

概要

ソフトウェア方式設計とは、情報システム開発の設計工程の一部で、システム上で動作するソフトウェアの全体的な構成や構造を検討して決定すること。通常はシステム方式設計の一環としてわれ、単独の工程とはみなされないことが多い。

システム開発の各段階を順番に実施するウォーターフォールモデルの開発方式の序盤で実施される。設計工程の初期段階でわれる工程の一つで、前段階で定義されたソフトウェア要件に基づいてソフトウェアの大まかな構造、設計、機能の実装方式などを決める。

システムを構成するソフトウェアの構造やソフトウェア部品(コンポーネント)の方式、ソフトウェアコンポーネント間の接続・連携の方式(インターフェース)、データベースの最上位の構成、テスト要求事項などを検討し、ソフトウェア方式として定義していく。

(2024.7.28更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる