ソフトウェア方式設計
概要
ソフトウェア方式設計とは、情報システム開発の設計工程の一部で、システム上で動作するソフトウェアの全体的な構成や構造を検討して決定すること。通常はシステム方式設計の一環として行われ、単独の工程とはみなされないことが多い。システム開発の各段階を順番に実施するウォーターフォールモデルの開発方式の序盤で実施される。設計工程の初期段階で行われる工程の一つで、前段階で定義されたソフトウェア要件に基づいてソフトウェアの大まかな構造、設計、機能の実装方式などを決める。
システムを構成するソフトウェアの構造やソフトウェア部品(コンポーネント)の方式、ソフトウェアやコンポーネント間の接続・連携の方式(インターフェース)、データベースの最上位の構成、テスト要求事項などを検討し、ソフトウェア方式として定義していく。
(2024.7.28更新)