読み方 : イーシー

EC【Electronic Commerce】電子商取引/eコマース

ECとは?

データ通信やコンピュータなど電子的な手段を介して行う商取引の総称。狭義にはインターネットを通じて遠隔地間で行う商取引を指す。より狭義には、Webサイトなどを通じて企業が消費者に商品を販売するネット通販を指す場合もある。

取引主体の組み合わせにより、企業(法人)間のECを「B to B EC」(B2B/Business to Business)、企業と消費者のECを「B to C EC」(B2C/Business to Consumer)、消費者間のECを「C to C EC」(C2C/Consumer to Consumer)という。

最も一般的なB to C ECには、物品のオンラインショップ(電子商店)やオンラインモール電子商店街)、交通機関や興行のオンラインチケット販売、宿泊施設や飲食店などのオンライン予約、動画・音声・ビデオゲーム・電子書籍などデジタルコンテンツのオンライン販売、金融商品のオンライントレードオンラインバンキングなどが含まれる。

また、B to B ECには、eマーケットプレイス(電子市場)や電子調達(eプロキュアメント)、EDI電子データ交換)、ネット広告(販売)などが含まれる。C to C ECとしてはネットオークションやフリマアプリ、フードデリバリー、民泊アプリ、ライドシェアなどがある。

実際の店舗を構える場合に比べ少ない費用や人員でビジネスを始めることができ、地理的な制約に縛られず離れた場所の顧客を相手に取引することができる。ただし、競合相手も同じ条件であるため、分野によっては実店舗より競争が激しく、全国や全世界といった大きな規模で寡占や「勝者総取り」現象が生じる場合がある。

🔰よくある質問

  • EC(Electronic Commerce)とは何ですか?
    インターネットを通じて商品やサービスの売買を行う取引形態の総称で、「電子商取引」とも呼ばれます。企業の自社通販サイトや様々なショップが集うオンラインモールなど、幅広い形態が含まれます。
  • B to CB to Bはどう違いますか?
    B to Cは企業が一般消費者に販売する形態で、Amazon.comや楽天市場などが該当します。B to Bは企業同士で取引を行う形態で、原材料や業務用品の仕入れなどに利用されます。取引規模や商習慣が異なります。
  • ECサイトを開設するにはどうすればいいですか?
    ShopifyやBASEなどのECプラットフォーム、楽天市場のようなオンラインモールを利用すると、専門的な知識がなくても比較的簡単に開設できます。本格的な独自システムを構築する方法もありますが、費用と技術的な知識が必要です。
  • ECサイトでの決済はどのように行われますか?
    クレジットカードや銀行振込、コンビニ払い、キャッシュレス決済など複数の方法が一般的に提供されています。決済処理は決済代行サービスを介して行われることが多く、サイト運営者が直接カード情報を管理しない仕組みが主流です。
  • ECサイトセキュリティで注意すべき点は何ですか?
    通信の暗号化SSL/TLS)の導入、個人情報や決済情報の適切な管理、不正アクセス対策が重要です。また特定商取引法に基づく表記や個人情報保護方針の掲載など、法的な対応も求められます。

ECの用語一覧

他の辞典等による「EC」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「EC」の出題履歴

▼ 基本情報技術者試験
平22修1 問70】 EC(Electronic Commerce)を説明したものはどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。