読み方 : イーシー
EC【Electronic Commerce】電子商取引/eコマース
概要

取引主体の組み合わせにより、企業(法人)間のECを「B to B EC」(B2B/Business to Business)、企業と消費者のECを「B to C EC」(B2C/Business to Consumer)、消費者間のECを「C to C EC」(C2C/Consumer to Consumer)という。
最も一般的なB to C ECには、物品のオンラインショップ(電子商店)やオンラインモール(電子商店街)、交通機関や興行のオンラインチケット販売、宿泊施設や飲食店などのオンライン予約、動画・音声・ビデオゲーム・電子書籍などデジタルコンテンツのオンライン販売、金融商品のオンライントレード、オンラインバンキングなどが含まれる。
また、B to B ECには、eマーケットプレイス(電子市場)や電子調達(eプロキュアメント)、EDI(電子データ交換)、ネット広告(販売)などが含まれる。C to C ECとしてはネットオークションやフリマアプリ、フードデリバリー、民泊アプリ、ライドシェアなどがある。
実際の店舗を構える場合に比べ少ない費用や人員でビジネスを始めることができ、地理的な制約に縛られず離れた場所の顧客を相手に取引することができる。ただし、競合相手も同じ条件であるため、分野によっては実店舗より競争が激しく、全国や全世界といった大きな規模で寡占や「勝者総取り」現象が生じる場合がある。
(2020.6.10更新)
ECの用語一覧
他の用語辞典による「EC」の解説 (外部サイト)
- ウィキペディア「電子商取引」
- 総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト 用語集「電子商取引」
- 大塚商会 IT用語辞典「EC」
- 日経 xTECH Active キーワード「EC」
- 日経 xTECH ITレポート(キーワード3分間講座)「電子商取引」
- 日経 xTECH IT基本用語辞典「EC」
- Web担当者Forum 用語集「EC」
- @IT XML用語事典「電子商取引」
- 日本インタラクティブ広告協会 インターネット広告基礎用語集「EC」
- Insider's Computer Dictionary「EC」
資格試験などの「EC」の出題履歴
▼ 基本情報技術者試験
【平22修1 問70】 EC(Electronic Commerce)を説明したものはどれか。