ソフトウェア品質特性 【software quality characteristics】

概要

ソフトウェア品質特性(software quality characteristics)とは、ソフトウェアの品質を評価する尺度として用いられる特性。ソフトウェアが期待されるニーズを満たすことができるか評価する際に参照される。

2011年に策定された国際標準のISO/IEC 25010では、ソフトウェアの品質を「明示された状況下で使用されたとき、明示的ニーズ及び暗黙のニーズをソフトウェア製品が満足させる度合い」と定義し、これを評価するための8つの特性、さらに細分化された31の副特性を挙げている。

8つの特性は「機能適合性」(functional suitability)、「性能効率性」(performance efficiency)、「互換性」(compatibility)、「使用性」(usability)、「信頼性」(reliability)、「セキュリティ」(security)、「保守性」(maintainability)、「移植性」(portability)で構成される。

(2023.10.24更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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