起動メディア 【boot media】 ブートメディア / ブータブルメディア / 起動ディスク
概要
起動ディスク(boot disk)とは、コンピュータに接続あるいは挿入して電源を投入することで、オペレーティングシステム(OS)を起動することができる記憶媒体(記憶メディア)。CDやDVDなどの場合は「起動ディスク」、USBメモリの場合は「起動メディア」と呼ばれることが多い。起動メディア(boot media)とは、コンピュータに接続あるいは挿入して電源を投入することで、オペレーティングシステム(OS)を起動することができる記憶媒体(記憶メディア)。CDやDVDなどの場合は「起動ディスク」、USBメモリの場合は「起動メディア」と呼ばれることが多い。
現代では一般的に、オペレーティングシステム(OS)の導入(インストール)時や再導入時にシステムを起動して導入作業を行うための記憶メディアや、故障などで正常に動作しなくなったときに用いる緊急用の記憶メディアのことを指すことが多い。
導入時に使うものは製品パッケージなどに付属していることが多く、復旧用のものはシステムの稼働中に専用のユーティリティソフトなどを用いて作成することができる。記憶メディアとしては機器から取り外して持ち運んだり別に保管できるCDやDVD、USBメモリなどが用いられる。
コンピュータ本体に固定の内蔵ストレージが存在しない構成が一般的だった時代には、普段使用するOS起動用のフロッピーディスクなどを起動メディアと呼んでいた。現在でも、1枚の光学ディスクにインストール済みOSを記録したライブCDやライブDVD、USBメモリにOSを記録したライブUSBなどがある。
また、コンピュータの起動時にOSを読み込むように指定された内蔵ストレージ装置(内蔵ハードディスクや内蔵SSDなど)のことを「起動デバイス」(ブートデバイス)あるいは「起動ドライブ」(ブートドライブ)というが、これを指して起動メディアということもある。
(2023.10.30更新)