無線LANアダプタ 【wireless LAN adapter】 Wi-Fiアダプタ / Wi-Fi adapter / 無線LAN子機

概要

無線LANアダプタ(wireless LAN adapter)とは、コンピュータなどの情報機器に接続・装着して無線LAN(Wi-Fi)による通信機能を追加する装置。カード型のものは「Wi-Fiカード」、アクセスポイントセットの製品は「無線LAN子機」とも呼ばれる。

機器本体に拡張機器や周辺機器を追加するための接続端子に装着して無線LAN通信を可能にする小型の装置で、単体では使用しない。パソコン向けのものはUSBポートに挿入して使用する製品や、拡張スロットなどに挿入するカード型の製品(無線LANカード/Wi-Fiカード)、有線LANイーサネットポートに挿入して通信を無線化するメディアコンバータ型の製品が多い。

家庭用ゲーム機などでは専用の周辺機器として提供されるものもある。無線LANルータWi-Fiルータ)や無線LANアクセスポイントWi-Fiアクセスポイント)などとセットで販売されている製品では、アクセスポイント側を「親機」、アダプタ側を「子機」と呼ぶこともある。

無線LANWi-Fi)には通信方式の違いによりIEEE 802.11a11b11g11n11ac11axなど様々な種類があり、どの方式に対応しているかが製品パッケージなどに記載されている。アクセスポイント側と同じ方式に対応していなければ通信できないため、どの方式の製品か確かめて購入する必要がある。

(2021.6.15更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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