msconfigコマンド 【システム構成】

概要

msconfigコマンド(システム構成)とは、Wiindowsに付属する設定ソフトの一つで、Windowsの起動時の動作モードの設定や起動時に自動的に実行するプログラム(スタートアップ)の選択などをうことができるもの。

Windowsを診断スタートアップセーフブートなど最小限の構成で起動したり、スタートアップに登録されているプログラムを一覧したり、追加・削除したり、コマンドライン引数などの設定を変更したり、ブートローダの設定を変更して起動するOSを選択(複数のOSが導入されている場合)したりすることができる。

Windowsが正常に起動しなくなったり、動作が不安定あるいは異常に遅くなったりした場合に、起動時に読み込むプログラムのオン・オフを切り替えて原因を調べるのに用いる。重要なシステムファイルの読み込みをスキップすると却って動作の妨げになる場合もあるため、設定作業にはある程度の知識が必要とされる。

コントロールパネルなど通常の操作画面(GUI)からは起動できず、「ファイル名を指定して実行」機能かコマンドプロンプトで「msconfig.exeファイル実行する。近年のWindowsではタスクバーの検索機能で「msconfig」と入力すると「システム構成」の名称で表示され、これをクリックあるいはタップしても起動できる。

(2023.1.31更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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