ロングタップ 【long press】 タッチアンドホールド / touch-and-hold / 長押し / ロングプレス
概要
ロングタップ(long press)とは、タッチパネルで画面に触れて離す操作の一種で、画面上の特定の位置に指先などで触れ、そのまましばらく静止すること。日本語で「長押し」とも呼ばれる。タッチパネルでは指やペン先などで画面に触れて操作するが、画面上の特定の位置に指先を触れ、すぐ離す(軽く叩く)操作を「タップ」(tapping)という。触れた後にすぐに離さずしばらく触れたままにする操作をロングタップという。
どのくらいの長さ触れ続けるとロングタップと判定されるかはシステムや設定により異なるが、短い場合で0.5秒程度、長い場合で数秒程度のことが多い。触れたアイコンなどの表示状態がわずかに変化することでロングタップに移行したことを知らせるシステムもある。
ロングタップにどんな動作を割り当てるかは機種やソフトウェアによって異なるが、単独で行われる場合は使用頻度の低い機能やコンテキストメニュー、サブメニューなどの呼び出しに用いられることが多い。また、ロングタップ操作で当該要素を選択し、指を画面に触れたまま滑らせ、目的の位置で指を離すことで、画面上の移動を指示できる場合がある。これはマウス操作における「ドラッグ&ドロップ」(drag and drop)にほぼ相当する。
(2022.5.19更新)