アプレット【applet】

概要

アプレットとは他のソフトウェアに組み込まれ、その枠の中で動作する小規模なアプリケーションソフトのこと。独立した操作画面や固有の機能を持つ小規模なアプリで、日本では「Javaアプレット」の略称として定着している。
アプレットのイメージ画像

アプレットは、土台となるソフトウェアやシステムの内部で実行される独立したプログラムである。単体では起動せず、親となる環境の一部として利用者に提示される。「ウィジェット」(widget)「ガジェット」(gadget)「ミニアプリ」(miniapp)はほぼ同義語である。

プラグイン」や「アドオン」「エクステンション」(拡張機能)などが既存のアプリケーションに機能を追加する拡張ソフトであるのに対し、アプレットは独自の操作画面や処理機能を持ち、一つの小さなアプリケーションとして動作する。

日本では「アプレット」といえば「Javaアプレット」(Java applet)を指す用法が定着している。これはWebブラウザのウィンドウ内にWebページの一部として埋め込まれ、クライアント側で実行されるJavaプログラムである。1990年代後半から2000年代にかけて、アニメーションやインタラクティブなコンテンツを実現する手段として普及した。

しかし、セキュリティ上の脆弱性が相次いで発覚し、主要ブラウザが順次サポートを終了したことで急速に廃れた。開発元の米オラクルOracle)社は2017年にJavaアプレット非推奨とし、2018年のJava 11で正式に標準仕様から削除した。現在、同様の役割はHTML5CSSJavaScriptの組み合わせで構築される。

本来、「アプレット」という語はJavaに限定されず、何らかのプラットフォームに乗って動作する小規模プログラム全般を指す。かつてのWindowsコントロールパネルを構成する個別の設定プログラムや、スマートウォッチ上で動く小型アプリケーションなども、文脈によってアプレットと呼ばれることがある。

(2026.6.25更新)
 

他の辞典等による「アプレット」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「アプレット」の出題履歴

▼ 基本情報技術者試験
平28修7/平25秋/平23秋/平22修1】 コンパイル済みのオブジェクトコードがサーバに格納されていて,クライアントからの要求によってクライアントへ転送されて実行されるプログラムはどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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