アプレット 【applet】

概要

アプレット(applet)とは、機能が限られ小規模な、あるいは、他のソフトウェアの一部に組み込まれて動作するアプリケーションソフト。“application” を略した “app” と、「小さな」を意味する接尾辞 “-let” を合わせた造語。日本では「Javaアプレット」の略称として用いられることが多い。

土台となるソフトウェアに組み込まれ、その枠の中で動作するアプリケーションソフトを指す。「プラグイン」「アドオン」などアプリケーションに機能を追加する拡張ソフトに似ているが、本体ソフトの追加機能ではなく、独立した操作画面や独自の機能、利用目的などがあるものをアプレットと呼ぶことが多い。「ウィジェット」(widget)「ガジェット」(gadget)「ミニアプリ」(miniapp)はほぼ同義語である。

かつて、Java言語では、Webブラウザウィンドウの内部でWebページの一部に組み込まれて表示・実行されるアプリケーション開発することができ、これを「Javaアプレット」(Java applet)と呼んでいた。これを略して「アプレット」と呼ぶようになったが、本来はJavaに限らず他のソフトウェアに組み込まれた独立プログラムを広くアプレットという。

(2023.12.13更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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