ルーチン 【routine】 ルーティン / ルーティーン

概要

ルーチン(routine)とは、型通りの(動作)、日課、定形業務などの意味を持つ英単語で、コンピュータプログラムのうち特定の機能や処理を実装したひとまとまりのコードの集合のことをこのように呼ぶ。

複数の命令や計算などを一括りにまとめて名前を付けるなどして外部から呼び出せるようにしたもので、呼び出し元に処理結果の値を返却するものは「関数」(function/ファンクション)、返さないものは「プロシージャ」(procedure/手続き)とも呼ばれる。

ルーチンは特定の決まった処理やプログラム中の色んな場所で繰り返し必要となる処理などを記述するのに用いられることが多い。プログラムの本体となる最初に起動される部分のことを「メインルーチン」(main routine)、メインルーチンや他のルーチンから呼び出されて利用されるルーチンを「サブルーチン」(subroutine)という。サブルーチンのことを単にルーチンと呼ぶ場合も多い。

(2018.9.6更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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