PDL 【Page Description Language】 ページ記述言語

概要

PDL(Page Description Language)とは、プリンタに印刷すべき内容を伝えるために用いるコンピュータ言語のこと。ページ単位で文字や図形、画像などを組み合わせて印刷内容を記述する。

アドビAdobe)社のPostScriptのように多くのソフトウェアや機種が対応しているものと、キヤノンのLIPSやセイコーエプソンのESC/Pageのようにプリンタメーカーが開発した自社の機種に固有のPDLがある。

パソコンからプリンタで印刷する場合、アプリケーションソフトからプリンタドライバに印刷内容が送られ、ドライバがPDLによる記述に変換してプリンタに送信する。プリンタ内部の組み込みシステムが内容を解釈し、適切な解像度ビットマップイメージを生成して紙面に打ち出す。アプリケーション開発者や利用者は基本的にその存在や仕様を詳しく知らなくて良いようになっている。

(2020.3.4更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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