スプーラー 【spooler】
一件一件に時間がかかる印刷などの処理でよく利用される仕組みで、処理の要求元やデータの送信元と依頼先の間を仲立ちする。記憶領域に受信した要求を貯めていき、依頼先の処理の進み具合に応じて要求を転送する。
要求元と依頼先が直にやり取りする場合、依頼先が現在の処理を完了するまで要求元は他の処理を停止して待ち続けるか、あきらめて要求を破棄するしか無いが、スプーラーが仲介して要求を待機させておくことで、要求元は依頼先の状態に拘束されず自由に他の処理を進められる。
(2021.11.23更新)