ディレクティブ【directive】コンパイラディレクティブ
別名 : compiler directive,プリプロセッサディレクティブ,preprocessor directive
概要

ディレクティブはソースコードの一部として記載されるが、コンパイラなどがコードを処理する際の挙動を指定するために用いられ、変換後の実行可能なプログラム(オブジェクトコード)には内容そのものは反映されない。
例えば、「ストレージ上のこの場所にあるファイルを読み込んで内容をここに挿入せよ」というディレクティブを記述すると、そのディレクティブが記述されている部分に、(ディレクティブの代わりに)指定されたファイルの内容が流し込まれ、前後のコードと一体的に処理される。
ディレクティブの種類や意味、記法はプログラミング言語や言語処理系ごとに定められている。通常のコード部分と区別するため、行頭を特定の記号で始めるといった特別な表記法が定められていることが多い。
(2020.4.11更新)