int32 【32-bit signed integer type】

概要

int32(32-bit signed integer type)とは、プログラミング言語データ形式で用いられる数値データ型の一つで、32ビット整数型。-2,147,483,648~2,147,483,647の範囲の整数を格納することができる。

2進数で32桁、32ビットデータ量で数値を格納する符号付き整数型で、先頭ビットが正負の符号を表し、残り31ビットで絶対値を表す。-2,147,483,648から2,147,483,647までの整数値を格納することができる。「int32」「Int32」「INT32」など表記は言語によって異なる。

長整数を表すデータ型としてよく「int型」「long型」「long int型」などが用いられるが、これが何ビットなのかは言語や処理系によってまちまちである。int32は長さが32ビットに固定されており、異なる環境間でのデータ交換などにも適している。

int32は負数を格納できるが、32ビットで0と正数のみを格納する符号なし整数型として「uint32」が用意されている場合がある。符号ビットがないため0~4,294,967,295の整数を格納することができる。長さが固定された整数データ型としては他に「int8」「int16」「int64」などがある。

(2023.10.26更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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