int16 【16-bit signed integer type】

概要

int16(16-bit signed integer type)とは、プログラミング言語データ形式で用いられる数値データ型の一つで、16ビット整数型。-32,768~32,767の範囲の整数を格納することができる。

2進数で16桁、16ビットデータ量で数値を格納する符号付き整数型で、先頭ビットが正負の符号を表し、残り15ビットで絶対値を表す。-32,768から32,767までの整数値を格納することができる。「int16」「Int16」「INT16」など表記は言語によって異なる。

整数を表すデータ型としてよく「int型」が用いられるが、これが何ビットなのかは言語や処理系によってまちまちである。int16は長さが16ビットに固定されており、異なる環境間でのデータ交換などにも適している。

int16は負数を格納できるが、16ビットで0と正数のみを格納する符号なし整数型として「uint16」が用意されている場合がある。符号ビットがないため0~65,535の整数を格納することができる。長さが固定された整数データ型としては他に「int8」「int32」「int64」などがある。

(2023.10.26更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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