ソースファイル 【source file】

概要

ソースファイル(source file)とは、何らかの処理の入力に用いられるデータが記録されたファイルのこと。プログラムソースコードを記録したファイルを指すことが多い。

ソフトウェア開発では、人間が読み書きしやすいプログラミング言語で書かれたソースコードsource code)を元に、コンパイラなどの変換ソフトウェアにより、コンピュータが解釈・実行できるオブジェクトコードを得る。

このソースコードを保存したファイルをソースファイルということがある。変換先のファイルは「オブジェクトファイル」(object file)と呼ばれる。

他の分野でも、ファイルの内容を読み込んで何らかの処理や変換などをい、結果を別のファイルに保存するシステムや作業などで、処理にかけるファイルのことをソースファイルという。

例えば、動画や音声の圧縮形式を変換する際に、変換前の元になるデータが収めれたファイルなどが該当する。出力先のファイルを「デスティネーションファイル」(destination file)「アウトプットファイル」(output file)などという。

(2020.4.3更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる