httpd 【Hypertext Transfer Protocol Daemon】 HTTPデーモン

概要

httpd(Hypertext Transfer Protocol Daemon)とは、主にUNIX系OSWebサーバソフトでよく見られる実行ファイル名およびコマンド名。Web上のデータ伝送に用いるHTTP(Hypertext Transport Protocol)を扱うデーモン(daemon)という意味。

一度起動されると常にメモリ上に留まって要求に応じて動作する常駐プログラムデーモン)の一種で、外部からのHTTP接続を受け付けて要求されたファイルを送信したり、送られたデータを受け取って保存したり、指定されたプログラムを起動したりする。

世界で最初のWebサーバは1990年にWebの発明者であるティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)氏らが開発した「CERN httpd」で、名称の通り実行ファイル名がhttpdだった。これを踏襲して、現在最も普及しているApache HTTP Serverなど数多くのWebサーバソフトウェア実行ファイル名としてhttpdという名称を採用している。

(2020.7.1更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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