読み方 : プリミティブがた
プリミティブ型【primitive data types】組み込みデータ型
別名 :built-in data types/基本データ型/basic data types

プリミティブ型として提供される型の種類は言語によって異なるが、整数を格納する整数型(int型など)、小数を含む実数を格納する浮動小数点型(float型やdouble型など)、真か偽かの二値を格納する論理型(boolean型など)、任意の数の文字の連なりを格納する文字型(String型など)がよく見られる。
プリミティブ型に対し、複数のデータ型を組み合わせて構成されるデータ型を「複合データ型」(composite data type)、開発者がプログラム中で独自に定義するデータ型を「ユーザー定義型」(user-defined data type)という。構造体やクラス、配列などが該当する。
プリミティブ型はメモリ上で固定的な形式により格納されることが多く、複雑な構造を持たないため、加算や比較、連結などの基本操作を直接かつ効率的に実行できる。多くの言語では、より高度なデータ構造もこれらの基本型を土台として構成されている。
どの型をプリミティブ型とみなすかは言語ごとに異なる。文字列の扱いはその典型例で、C言語では文字列は文字型(char型)の配列として扱われプリミティブ型としては提供されないが、PythonやJavaScriptなど多くの現代的な言語では標準のプリミティブ型として文字列型が組み込まれている。Javaではint型やboolean型、char型などがプリミティブ型として定義される一方、文字列はStringクラスやStringBufferクラスとして実装されており、オブジェクトとして扱われる。
(2026.6.14更新)