符号付き整数型 【signed integer type】

概要

符号付き整数型(signed integer type)とは、整数を格納するデータ型の一種で、0と正負の数を表現できる整数型。先頭がの正負を表す符号ビット(0が正/1が負)を表す。

8ビット1バイト)の符号付き整数型のの範囲は-128~127、16ビット2バイト)では-32,768~32,767、32ビット(4バイト)では-2,147,483,648~2,147,483,647となる。処理系によっては32ビット64ビットの符号付き整数型を「符号付き長整数型」(signed long integer)と呼ぶこともある。

これに対し、符号を表現する仕組みがなく0と正の数のみを扱うことができる整数型は「符号なし整数型」(unsigned integer type)と呼ばれる。符号付き整数型は正の数とほぼ同じ絶対値の範囲だけ負の数を表現することができる代わりに、表現できるの最大値が符号なし整数型のほぼ半分となる。

(2020.1.22更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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