オペレータ【operator】
概要
オペレータとは、操作者、操縦者、運転者、(電話)交換手などの意味を持つ英単語。機械の操作や操縦を行う人や職を指すことが多い。

コンピュータシステムの運用では、稼働状況の監視や機器の操作・管理を担う実務者をオペレータと呼ぶことがある。かつての汎用コンピュータ時代には、磁気テープの架け替えやパンチカードの読み込みなど物理的な作業を専門とする職種を指していた。現代のデータセンターやクラウド環境でも、障害発生時の初期対応や定期バッチ処理の確認を担う職種をこのように呼ぶことがある。
通信サービス分野では、電話交換業務に従事する交換手や、コールセンターで問い合わせに応対する担当者をオペレータという。また、携帯電話会社など自前で回線網や拠点施設などの通信インフラを構築・維持してサービスを提供する事業者を指す用法もあるが、日本では「キャリア」(carrier)という外来語を宛てることが多い。
プログラミングや数学では、値や関数に演算を施す記号をオペレータと呼ぶ。日本語では「演算子」という対訳があり、こちらを用いることが多い。「+」「-」などの算術演算子、「==」「>」などの比較演算子、条件を組み合わせる論理演算子などがあり、プログラミング言語ごとに種類と書き方が定められている。演算の対象となる値や変数などのことは「被演算子」あるいは「オペランド」(operand)という。
製造業や建設現場では、産業用ロボットや重機、工作機械を操縦する技能者をオペレータと呼ぶ。機械の特性を理解して安全かつ正確に制御する技能が求められる。医療分野では手術支援ロボットを扱う医師や高度な検査機器を操作する技師をオペレータと呼ぶ場合がある。
(2026.4.21更新)