exit文 【exit statement】

概要

exit文(exit statement)とは、多くのプログラミング言語に用意されている制御構文の一つで、現在のコードブロックやプログラムなどを終了するための構文。何を終了するのかは言語によって異なる。

プログラムブロックの途中で強制的に終了させる構文として用意されていることが多い。FortranVisual Basic(およびVBA)ではループからの脱出(C言語などのbreak文に相当)、PascalCOBOLではプロシージャサブルーチンの終了を表し、C言語PHPなどではプログラムの実行自体を終了させる。

オペレーティングシステムOS)のシェルバージョン管理システムなどの文字による対話的な操作環境でも、環境自体を終了させるコマンド(命令)の名称が「exit」になっていることがある。「quit」を用いる環境もある。

(2023.10.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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