if文 【if statement】 if then文 / if else文
概要
if文(if statement)とは、多くのプログラミング言語に用意されている、命令の流れに条件分岐を設定するための構文。記述した条件が満たされた場合と満たされない場合の二つに処理の流れを分岐させ、それぞれ異なる処理を実行させることができる。「if」に続けて(言語によっては括弧で括るなどして)条件式を記述し、実行時に条件式を評価した結果が真(true、条件が満たされる)であれば直後の文あるいはコードブロックを、偽(false、満たされない)であればその次の文またはブロックを実行する。
「if(条件) 真の場合の処理 else 偽の場合の処理」といったように、else句を挟んで条件が偽の場合に実行する文やブロックを指定できるようになっていることが多いため、if文を「if else文」と呼ぶこともある。
条件が満たされない場合に、「else if」「elsif」「elif」などのキーワードに続けて別の条件式を記述できるようになっている言語が多く、これを連ねて「if(条件1) 処理1 else if(条件2) 処理2 else if(条件3) 処理3 else すべて偽の場合の処理」といったように何段階も連続で分岐させることができる。
(2024.1.24更新)