int8 【8bit integer type】

概要

int8(8bit integer type)とは、プログラミング言語データ形式で用いられる数値データ型の一つで、8ビット整数型。-128~127の範囲の整数を格納することができる。

2進数で8桁、8ビットデータ量で数値を格納する符号付き整数型で、先頭ビットが正負の符号を表し、残り7ビットで絶対値を表す。-128から127までの整数値を格納することができる。「int8」「Int8」「INT8」など表記は言語によって異なる。

整数を表すデータ型としてよく「int型」が用いられるが、これが何ビットなのかは言語や処理系によってまちまちである。int8は長さが8ビットに固定されており、異なる環境間でのデータ交換などにも適している。稀に8ビットではなく8バイト64ビット整数型を表す場合もある。

int8は負数を格納できるが、8ビットで0と正数のみを格納する符号なし整数型として「uint8」が用意されている場合がある。符号ビットがないため0~255の整数を格納することができる。長さが固定された整数データ型としては他に「int16」「int32」「int64」などがある。

(2023.10.26更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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