算術演算子【arithmetic operator】

概要

算術演算子(arithmetic operator)とは、プログラミング言語などで用いられる演算子のうち、四則演算(加減乗除)などの算術的な計算をうもの。和を表す「+」、差を表す「-」などのこと。

ほとんどの言語では加減算は算術・数学と同じ「+」「-」を用いる。半角文字ASCII文字)には乗算記号「×」と除算記号「÷」が用意されていないため、それぞれ「*」(アスタリスク)、「/」(スラッシュ)で代用することが多い。

一般の算術にはない記号として、剰余(割り算の余り)を求める演算子(C言語系の「%」など)や、累乗を求める演算子BASIC系の「^」、PythonJavaScriptの「**」など)が用意されている言語もある。

整数型変数に1を加算するインクリメント演算子(C言語系の「++」など)や、同じく1を減算するデクリメント演算子(同「--」など)を算術演算子に分類する場合もある。

(2020.2.18更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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