読み方 : インタプリタがたげんご

インタプリタ型言語【interpretive language】

概要

インタプリタ型言語とは公式または主要な処理系インタプリタであるプログラミング言語の総称。かつての分類概念であり、現代ではスクリプト言語がこれに相当する。インタプリタコンパイラという二分法は今日ではほとんど用いられない。
インタプリタ型言語のイメージ画像

インタプリタ」(interpreter)とは、プログラムソースコードを逐次解釈しながら実行するソフトウェアである。機械語への変換と実行を同時に行うため、ソースコードをそのまま与えるだけで即座に動作させられる。その反面、一文実行する度に変換処理が発生するため、実行速度やメモリ効率の面ではコンパイラに劣る傾向がある。

インタプリタ型言語という分類は、言語の公式あるいは主要な実行環境がインタプリタであるような言語である。PythonJavaScriptRubyPHPなどのスクリプト言語が該当する。事前のコンパイルが不要なため、プログラムを書き換えてすぐ実行でき、開発・修正の手順が少ない。対話的な実行環境を提供しやすいことから、教育用途やコマンドの自動化といった場面でも利用されてきた。

対義語は「コンパイラ型言語」である。主要な処理系コンパイラであるような言語のことで、開発者がソースコード全体を事前に機械語へ変換し、実行可能ファイルを生成してから配布する。実行時にはソースコード不要で、機械語プログラムをすぐに実行できる。インタプリタ型言語との違いは、機械語への変換と実行のタイミングにある。

しかし、インタプリタコンパイラかは、言語の仕様ではなく処理系の実装上の選択である。一つの言語に対して両方の処理系が提供される例も珍しくなく、「インタプリタ型言語」「コンパイラ型言語」という区分は、言語と処理系が強く結び付いていた1990年代以前の名残である。現在では厳密な分類としてはほとんど使われない。

(2026.6.25更新)
 

他の辞典等による「インタプリタ型言語」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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