コレクション【collection】
コレクションとは?
収集(物)、所蔵品、堆積などの意味を持つ英単語。ITの分野では、複数の要素を格納できる複合的なデータ構造をこのように呼ぶことが多い。

プログラミングの分野で、データやオブジェクトなどをまとめて格納するためのデータ構造やクラスなどの総称をコレクションということがある。特定のデータ構造のことではなく、配列やリスト、スタック、キューなどを含む総称である。「コンテナ」(container)と呼ばれることもある。
言語によっては、より具体的な特定のデータ型や構造を指す場合がある。例えば、ある条件に当てはまる(あるいは、関連する一連の)オブジェクトや値を格納した連想配列などのことをコレクションと呼ぶことがある。また、様々なデータ構造に共通する親クラスやパッケージなどに Collection という名前を与えている言語や処理系もある。
多くのプログラミング言語では、様々なコレクションを扱うための言語仕様や標準ライブラリ、モジュールなどが提供されている。言語によって提供されるデータ構造の種類は異なるが、開発者はデータ管理の基本的な処理を自分で実装する必要がなく、用意された仕組みを利用して効率的にプログラムを作成できる。
例えば、要素を順番に取り出して処理する反復処理や、特定の条件に一致する要素を検索する処理などが簡単に記述できるようになっている。データ構造の種類によって、格納する要素数が増えたときのメモリ効率や、特定の処理にかかる時間の長さ、得意な処理の種類などが異なるため、用途に応じて適切なコレクションを選択することが求められる。