ファンクション【function】func/fn
概要
「機能」の意
機器やソフトウェアの構造や動作の記述や解説では、特定の処理や操作を実現する機能のことを「ファンクション」ということがある。複合機の印刷機能やスキャン機能、業務システムの検索機能や集計機能など、個々の機能を指して使われ、この場合は「機能」とほぼ同じ意味である。
「関数」の意
プログラミングの分野では、「ファンクション」は関数(function)を意味する。複数の命令をひとまとまりの処理として定義し、呼び出し元から引数を受け取って演算や処理を実行した後、結果を返り値として返す仕組みである。数学の関数になぞらえた名称であり、日本語の文章では「関数」という訳語が使われることが多い。
ファンクションキー
キーボードでは、最上段に並ぶ「F1」から「F12」までの、「F」と数字が刻印されたキーを「ファンクションキー」と呼び、文脈によってはこれを指して「ファンクション」と略すことがある。これらのキーには、使用中のオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションが独自の機能を割り当てており、押すことでその機能を直接呼び出すことができる。F1キーにヘルプ画面の表示、F5キーに画面の更新が割り当てられている環境が多い。
これとは別に、ノートパソコンなどのキーボード下段に配置されている「Fn」キーも「ファンクションキー」と呼ばれる。Fnキーは単独では機能せず、他のキーと同時に押すことで初めて働く。音量の上げ下げや画面の明るさの調整、無線LANのオン・オフ切り替えなど、ハードウェアに関する操作を直接行うために用いられる。多くのノートパソコンでは、F1からF12のキーにこうしたハードウェア制御機能とソフトウェア用の機能の両方が割り当てられており、Fnキーを押しながらF1~12キーを押すことで両者の機能を切り替えて利用する仕組みになっている。
