インメモリ 【in-memory】 オンメモリ / on-memory
概要
インメモリ(in-memory)とは、ソフトウェアを実行する際、使用するプログラムやデータのすべてをメインメモリ(RAM)上に読み込み、ストレージ(外部記憶装置)を使わないこと。特に、そのような方式のデータベースを「インメモリデータベース」という。プログラムの実行やデータ処理などで、一部をストレージに置いて必要に応じてメモリ上の内容と入れ替えたり、ストレージからその都度必要な分だけ随時読み出しながら処理する場合がある。インメモリ方式ではこのような手法を排し、あらかじめすべてをメモリ上に配置してから処理を開始する。
メモリとストレージでは読み書き速度が何桁も異なるため、非常に高速に実行できるというメリットがあるが、用途や規模によってはコンピュータに大容量のメモリを搭載する必要があり高コストとなる。
(2020.2.6更新)