インメモリ 【in-memory】 オンメモリ / on-memory

概要

インメモリ(in-memory)とは、ソフトウェア実行する際、使用するプログラムデータのすべてをメインメモリ(RAM)上に読み込み、ストレージ(外部記憶装置)を使わないこと。特に、そのような方式のデータベースを「インメモリデータベース」という。

プログラム実行データ処理などで、一部をストレージに置いて必要に応じてメモリ上の内容と入れ替えたり、ストレージからその都度必要な分だけ随時読み出しながら処理する場合がある。インメモリ方式ではこのような手法を排し、あらかじめすべてをメモリ上に配置してから処理を開始する。

メモリストレージでは読み書き速度が何桁も異なるため、非常に高速に実行できるというメリットがあるが、用途や規模によってはコンピュータに大容量のメモリを搭載する必要があり高コストとなる。

(2020.2.6更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる