読み方 : はんぷくこうぞう
反復構造【iteration】loop
別名 :繰り返し構造/repetition
概要
反復構造とは、コンピュータプログラムの命令実行の流れの一つで、指定の条件が満たされている間、特定の個所を何度も繰り返し実行するもの。

コンピュータのCPUがプログラムを実行する際、特に指定がなければ命令を先頭から順に実行するが、反復構造になっている場合、指定の条件が満たされている間、指定範囲の末尾の命令を実行したら範囲の先頭に戻り、その範囲を繰り返し実行する。
反復構造には大きく分けて「回数を指定して繰り返す」方式と「条件が成立している間だけ繰り返す」方式の二種類がある。前者はプログラミング言語ではfor文などの構文で表され、「100回繰り返す」や「リストの要素の数だけ処理する」といった使い方をされる。後者はwhile文などの構文が用いられ、「利用者が終了を選ぶまで入力を受け付ける」のような、終了のタイミングが事前に定まらない処理に向いている。
for文などで反復構造を記述する際には、「ループ変数」と呼ばれる値を使って、現在何回目の処理かを管理することが多い。この変数は繰り返しのたびに更新され、「10回に達したら止まる」「配列の最後の要素まで来たら止まる」といった終了条件の判定に使われる。終了条件を正しく設定しないと、処理が終わらない「無限ループ」に陥る。
反復構造は同じ処理を様々な対象に次々に適用したい場合などに用いられ、プログラムに複雑な処理をさせたい場合には必須の機能となる。一方、特定の条件が満たされたらメモリの指定番地に実行位置を変更(ジャンプ)する制御構造もあり、「選択構造」あるいは「分岐構造」という。
(2026.4.13更新)