ライトニングトーク【LT】Lightning Talk
概要
ライトニングトークとは、一人あたり5分前後という極めて短い時間制限のもとで行われるプレゼンテーションのこと。IT分野の勉強会や開発者向けカンファレンスなどで行われており、近年ではIT以外の分野にも広まっている。

“lightning”とは英語で「稲妻」や「電光石火」を意味し、雷のように一瞬で過ぎ去るほどの短さを表している。持ち時間は5分以内が標準的だが、イベントによって異なり、10分程度に設定される場合もある。
イベントのプログラムの一部にライトニングトークの時間枠が設けられ、複数の発表者が順に登壇して連続で発表を行う形式が一般的である。発表者はあらかじめ募集しておく場合が多いが、当日その場で希望者を募り即興で発表する形式もある。
発表にはスライドが用いられることが多く、発表内容としては新技術の紹介、開発上のTips、個人プロジェクトの報告、業務で得た知見の共有などがある。持ち時間が非常に短いため、詳細な解説よりも要点の提示や問題提起に絞った構成が求められる。時間超過に対してベルを鳴らしたり強制終了したりするなど、進行を厳格に管理する場合もある。
技術系の勉強会では講師や主催者が発表の機会を独占しやすく、一般参加者は聴衆に留まりがちである。ライトニングトークのセッションを設けて気軽な発表を促すことで、登壇の心理的ハードルが下がり、初心者や若手も参加しやすくなる。発表を通じて参加者間の相互理解や交流が生まれることも期待されている。
2000年前後にプログラミング言語の開発者会議で始まったとされ、その後IT分野の勉強会を中心に広まっていった。現在では社内研修や異業種交流会など、IT以外の様々な場でも取り入れられている。オンラインイベントの普及後は、Web会議・ビデオ通話システムの画面共有機能を活用したリモート形式でも行われるようになっている。
(2026.6.30更新)