Oracle RAC 【Oracle Real Application Clusters】

概要

Oracle RAC(Oracle Real Application Clusters)とは、米オラクル(Oracle)社のデータベール管理システムOracle Databaseの拡張機能一つで、複数のコンピュータを束ねて一体のシステムを構成するクラスタリングうもの。

Oracle RACに登録されたコンピュータは統合的に運用され、外部から見ると一台のサーバのように振る舞う。一貫性を保ちながら一つのデータベースを複数のサーバで並列に操作でき、処理の負荷分散を図ることができる。

また、処理要求が増大したときにコンピュータを追加することでシステムを停止せずに柔軟に性能を拡張することができるほか、一台に障害が発生した際に他のコンピュータに処理を引き継ぐ機能(フェイルオーバー)などもある。

(2019.6.21更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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