リファレンスマニュアル【reference manual】

リファレンスマニュアルとは?

製品に添付される文書の一種で、対象の機能や仕様などを網羅的に解説したもの。必要な情報を素早く調べるために使われる技術文書であり、開発者や技術者が日常的に参照する。単に「リファレンス」と呼ばれることが多い。
リファレンスマニュアルのイメージ画像

ある技術や製品について、構成要素や機能や仕様、使い方などを詳細に解説した文書で、書籍や冊子の形で製品パッケージに同梱される場合と、PDFファイルWebサイト、統合開発環境のオンラインヘルプなどの形で電子的に提供されている場合がある。

仕様を網羅的に掲載した辞書的な構成となっており、学習用のチュートリアルなどとは異なり、基本的には最初から順番に読むものではない。必要に応じて知りたい項目を参照するために用意されている。詳細な使い方を知りたい場合や、対応製品の開発を行なうために厳密な仕様を知りたい場合などに使われる。

収録される内容は対象によって異なるが、例えば、プログラミング言語のリファレンスマニュアルであれば、言語仕様に沿って文法や構文、標準の関数やクラスなどについて、一項目ずつ簡潔に仕様が記述される。文章は簡潔で定義的な記述が多く、背景説明や応用例は最小限に抑えられる。項目間には参照関係が設けられ、関連する機能へ誘導するリンクや参照表記により素早く関連項目を調べられる。

他の辞典等による「リファレンスマニュアル」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。