タブ幅 【tab width】

概要

タブ幅(tab width)とは、テキストエディタなどで、一つのタブ文字スペース何文字分の幅に相当するか定めた設定値。タブ幅4ならば先頭から4文字ごとにタブストップが設定される。

タブ文字ASCIIコード9番の制御文字で、キーボードTabキーを押すと入力することができる、文字編集ソフトは各行の先頭から等間隔に設定された仮想的基準線タブストップ)を持っており、タブ文字が現れると次のタブストップの位置まで空白を表示する。

タブストップと隣のタブストップの間隔をタブ幅と呼び、半角文字の文字数で指定する。ソフトウェアごとに規定の幅が設定されているが、利用者の好みで変更できることが多い。一般的には2文字、4文字、6文字、8文字などに設定することが多い。

例えば、タブ幅が8文字に設定されている場合、行頭でタブ文字入力すると次の文字は8文字目から表示される。そこから数文字を入力し、再びタブ入力すると、今度は16文字目にカーソルが移動する。箇条書きやプログラムコードインデント(字上げ)をきれいに揃えて表示することができる。

(2023.8.31更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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