ランタイムライブラリ 【runtime library】 実行時ライブラリ

概要

ランタイムライブラリ(runtime library)とは、コンピュータプログラム実行時に必要となるソフトウェア部品(モジュール)のこと。単に「ランタイム」と略されることもある。

様々なプログラムから共通して呼び出される機能などをまとめたもので、オペレーティングシステムOS)やプログラミング言語開発ツール、言語処理系、実行環境などに添付されていることが多い。開発者が作成したプログラム実行する際に自動的に連結されて機能を提供する。

OS標準で内蔵されているものは利用者側にも開発者側と同じように存在することが期待されるが、開発ツールなどに添付されているものは利用者が必ずしも所有していないため、プログラムの配布時にパッケージに同梱して一緒にインストールするように設定することもある。

(2020.1.14更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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