デバッグプリント 【debug print】
概要
デバッグプリント(debug print)とは、コンピュータプログラムの誤りを見つけて修正するデバッグ手法の一つで、プログラム中に動作状態を画面出力するコードを一時的に挿入するもの。変数の値などを画面に表示する。プログラミング言語に用意された画面出力用の関数やメソッドなどを用いて、プログラム実行中に特定の変数の値などを画面に表示する。出力される値が本来想定される値に一致するか、どの段階まで一致するかなどを調べ、どこに欠陥があるか探り出す。
また、プログラム中の現在位置を出力するようなコードを埋め込む場合もある。プログラムが異常終了したり意図せず無限ループしてしまうような場合に、どこまで正しく動いていたのか、どの制御構文が想定と異なる動作をしているのかなどを調べることができる。
デバッグプリントは本来そのプログラムが行う出力内容と混在して表示させることが多く、デバッグが終了したらプリント用のコードは取り除く。言語や処理系、実行環境によっては開発者向けの出力画面が別に用意されており、本来の表示内容とは分けて出力させることができる場合もある。
例えば、WebブラウザのJavaScript実行環境には、ページ自体へ出力する機能の他に、「console.log()」という関数が用意されており、開発者ツールを開かなければ表示内容が確認できないようになっている。デバッグプリントをそこに出力すれば、ページ上の内容は変更せずにデバッグを行うことができる。
(2023.12.21更新)