コード 【code】

概要

コード(code)とは、法典、規定、規約、記号、符号(化する)、暗号(化する)、などの意味を持つ英単語。

一般の外来語としては「ドレスコード」のように規約や規定を指す用法が多いが、ITの分野では「文字コード」のように規約によって定められた識別番号や識別符号などを指すことが多い。

情報システム上で対象の識別などに用いられるコードは短く一意(他と重複しない)であることが求められ、通し番号のように名前や意味とは無関係に機械的に割り当てられることが多い。

プログラムコード (computer code)

ソフトウェアの分野では、人工言語を用いてコンピュータに解釈あるいは実行させることを目的として作成された命令やデータなどをコードということが多い。

このうち、人間が理解したり記述・編集しやすいプログラミング言語マークアップ言語などを用いて記述されたものを「ソースコード」(source code)、コンピュータ処理装置CPU/MPU)が直に解釈できる機械語などの形式に変換されたものを「オブジェクトコード」(object code)「実行可能コード」(executable code)という。

プログラミング言語マークアップ言語などを用いて、人間の意図した動作や表示をわせるためのソースコードを記述する作業や業務のことを「コーディング」(coding)という。コーディングう人や職業のことを、プログラムの場合は「プログラマ」(programmer)、Webページなど場合は「コーダー」(coder)という。

(2019.4.24更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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