ハンドラ 【handler】

概要

ハンドラ(handler)とは、扱う人、調教師、訓練士などの意味を持つ英単語。ITの分野では、コンピュータプログラムやその一部分で、何らかの処理要求が発生したときに起動されるものを指すことが多い。対応付けられた事象の種類により「例外ハンドラ」「イベントハンドラ」「割り込みハンドラ」のように呼ぶ。

ハンドラは特定の事象の発生や外部からの処理依頼などを受けて受動的に実行され、プログラム中では関数サブルーチンメソッドなどの形で実装される。そのハンドラが対応すべき処理要求が発生するとプログラムの流れを中断してハンドラが呼び出され、要求された処理を実行する。

物理的な機械を指す場合には、モノの運搬や移動、設置などをう機器や装置をハンドラという。物流や重機などの分野ではこの用法が一般的で、ITの分野でも「ICテストハンドラ」という場合はICチップを運搬する装置を指す。

(2019.7.2更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる