プロシージャ 【procedure】

概要

プロシージャ(procedure)とは、「手続き」という意味の英単語で、コンピュータプログラム内で複数の命令や処理などを一つにまとめ、外部から呼び出し可能にしたものをこのように呼ぶことがある。

全体として何らかの特定の処理や機能を実現するために作成されるもので、繰り返し必要になるコードをまとめておくことで何度も似たようなコードを記述しなくて済むようになり、プログラム保守性再利用性も高まる。

このようなコードのかたまりを作成する仕組みを何と呼ぶかはプログラミング言語によって異なり、ルーチンroutine)、関数function/ファンクション)、メソッドmethod)なども似たような仕組みを指す(言語により意味や仕様はそれぞれ異なる)。PascalVisual Basicのように呼び出し元にを返さないものをプロシージャ、返すものを関数と呼んで区別する場合もある。

(2018.4.23更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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