エラーコード 【error code】
機器の動作時やソフトウェア(コンピュータプログラム)の実行時に何らかの不具合が生じ、動作が停止したり要求された処理を実行・完了できない状況に陥ることがあり、これを「エラー」(error)という。
エラーコードはエラーの種類を知らせるコード(符号)で、通し番号などの整数の場合と、数字やアルファベット、記号を組み合わせた文字列の場合がある。コードの種類やエラーとの対応関係は開発者・製造元によって定められているが、プロトコル仕様などの技術規格で規定されている場合もある。
ソフトウェアの場合は、画面やログファイルなどにエラーコードを出力する。その際、エラーの内容や発生したプログラム上の箇所など、エラーについて分かっている情報をフレーズや文章で表現した「エラーメッセージ」(error message)を合わせて出力することが多い。
家電製品やコンピュータ周辺機器などでは小さな液晶画面しかない場合もあるため、コードのみを表示することが多い。その場合、取扱説明書などにコードとエラーの種類の対応関係についての説明が掲載されており、コードを参照してエラーの原因や対処方法などを調べられるようになっている。
(2024.2.15更新)