擬似コード 【pseudocode】

概要

擬似コード(pseudocode)とは、実際に実行することはできないが、人間に分かりやすい表記で記述されたコンピュータプログラムアルゴリズムの説明などで、実装したコードの例示などのために用いられる。

実際のプログラミング言語や架空の言語(擬似言語)を用いて、処理内容をプログラムコード風に書き下したものである。特定の言語における有効なソースコードにはなっておらず、コンピュータ上で実行してみることはできない。

よく見られるのは「if(現在時刻が12時より前) AMと表示 else PMと表示」のように、制御構文などは実際のプログラミング言語風だが、処理内容は日本語などの自然言語で人間が理解しやすいように書かれているコードである。実際に動くコードにするためには自然言語の部分をプログラミング言語の仕様に則った厳密な記述に改める必要がある。

逆に、「もし hour<=12 なら 表示("AM") そうでなければ 表示("PM")」といったように、制御文などを自然言語風に表記して、処理内容をプログラミング言語風に曖昧さ無く記述する様式もある。試験問題など、読み手の解釈次第で理解が大きく異なっては困る場合に好まれる記法である。

(2023.2.6更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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