読み方 : ハイライトひょうじ

ハイライト表示【highlighting】

概要

ハイライト表示とは画面上の文字列や要素の一部を、周囲とは異なる色や書式で強調して表示すること。利用者の注意を特定の箇所へ誘導したり、現在の選択状態や検索結果を識別しやすくしたりする機能で、様々なソフトウェアの表示画面に用いられている。
ハイライト表示のイメージ画像

最も一般的な手法は、文字の背景色を変えて対象を目立たせる方法である。紙の書類でマーカーペンを引くような視覚効果に相当し、黄色や水色、ピンク色などの明るい色が多く使われる。文書作成ソフトで筆者が読者向けに恒久的に指定する場合と、検索機能の結果表示などのためにソフトウェア側が一時的に実施する場合がある。

文字列の検索機能では、入力したキーワードに一致する箇所を自動的にハイライト表示する仕組みが広く採用されている。Webブラウザテキストエディタのページ内検索などに見られる仕組みで、一致箇所の背景色が変わることで、長い文章の中から目的の語を素早く見つけられる。検索エンジンの結果画面でも、検索語が結果の説明文中で強調されることがある。

プログラムソースコードを編集するためのコードエディタでは、言語の仕様や文法に基づいて要素の種類ごとに色分けする「シンタックスハイライト」(syntax highlighting)が行われる。予約語や変数名、関数名、文字列、コメントなどをそれぞれ異なる色で表示することで、コードの構造を視覚的に把握しやすくする。

ユーザーインターフェースの設計では、操作対象を明示する手段としてもハイライト表示が使われる。メニュー画面でキーボード操作中の項目を明るく示したり、マウスカーソルを重ねたボタンの色を変えたりすることで、次の操作がどの要素に対して行われるかを利用者に伝える。入力フォームでエラーが発生した箇所を赤く強調して注意を促す用途など、警告や通知の手段として用いられる場合もある。

(2026.6.2更新)
 

他の辞典等による「ハイライト表示」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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