センタリング 【centering】 中央揃え / 中央寄せ
概要
センタリング(centering)とは、文書編集などで、ある要素をそれが置かれた領域内の中央に寄せること。通常は横(水平)方向について中央に寄せるが、縦(垂直)方向についてセンタリングを行う機能が利用できる場合もある。横書き設定の文書では文字や画像などの要素は特に指定がない場合は左に寄せて配置される(左寄せ)が、文章の表題をページの中央に掲載したい場合などにセンタリングを指定すると、要素の左右の余白がちょうど同じになるように調整される。文章で複数行に渡る場合は各行ごとにそれぞれ行内の中央に来るように寄せられる。
ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、DTPソフトなどではページ内やボックス内、表のセル内などに置かれた要素をセンタリング表示する機能があらかじめ用意されていることがほとんどである。
Webページの場合にはHTMLのdivタグやpタグ、tdタグなどのalign属性をcenterに指定したり、CSSのtext-align属性をcenterにするなどの方法で指定することができる。thタグのようにデフォルトでセンタリング設定になっている要素もある。
(2018.8.24更新)