読み方 : システムかこうそう
システム化構想
概要
システム化構想とは、情報システム開発・導入における初期の工程の一つで、経営上のニーズや課題などからシステム化の対象とする業務を検討・決定する段階のこと。解説 新しいシステムの最も初期段階のいわゆる超上流工程の一部で、経営戦略や事業計画、現行の業務状況などを整理し、システム化の対象となる業務を選定して、システム導入後の業務や事業の全体像をまとめる。
構想について経営層の承認が得られたら、システム化する業務の内容を分析し、どのような情報システムが必要となるか、どのように開発・導入を進めるかなどの基本方針を策定するシステム化計画を行う。構想と計画を合わせた工程を「企画プロセス」と呼ぶこともある。
(2023.10.18更新)
「システム化構想」の関連用語
資格試験などの「システム化構想」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【令7 問20】 ソフトウェアライフサイクルを企画プロセス,要件定義プロセス,開発プロセス,保守プロセスに分けたとき,企画プロセスのシステム化構想の立案時にベンダー企業から収集する情報として,最も適切なものはどれか。
【平27秋 問4】 システム化構想の立案の際に、前提となる情報として、適切なものはどれか。
【平24秋 問22】 システム化構想の立案時点でベンダ企業から収集する情報として、最も適切なものはどれか。
▼ 基本情報技術者試験
【令7修1 問48】 ある企業が,AIなどの情報技術を利用した自動応答システムを導入して,コールセンタにおける顧客対応を無人化しようとしている。
【令2修1 問64】 ある企業が,AIなどの情報技術を利用した自動応答システムを導入して,コールセンタにおける顧客対応を無人化しようとしている。
【平28修12 問61】 共通フレームによれば,システム化構想の立案で作成されるものはどれか。
【平27修6 問61】 共通フレームによれば,システム化構想の立案で作成されるものはどれか。
【平26春 問61】 共通フレームによれば,システム化構想の立案で作成されるものはどれか。