システム化構想

概要

システム化構想とは、情報システム開発・導入における初期の工程の一つで、経営上のニーズや課題などからシステム化の対象とする業務を検討・決定する段階のこと。

新しいシステムの最も初期段階のいわゆる超上流工程の一部で、経営戦略や事業計画、現行の業務状況などを整理し、システム化の対象となる業務を選定して、システム導入後の業務や事業の全体像をまとめる。

構想について経営層の承認が得られたら、システム化する業務の内容を分析し、どのような情報システムが必要となるか、どのように開発・導入を進めるかなどの基本方針を策定するシステム化計画う。構想と計画を合わせた工程を「企画プロセス」と呼ぶこともある。

(2023.10.18更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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