内部設計 【internal design】 ID

概要

内部設計(internal design)とは、ソフトウェア情報システムの開発工程の一つで、全体の構成やうべき処理の詳細など実装に必要な仕様を定義する工程。方法論の違いにより、この工程を「機能設計」あるいは「詳細設計」と呼ぶ場合もある。

外部設計実装の間に位置し、外部設計で定められた機能や表示・操作方法などに基づいて、プログラムシステムとしてそれをどう実現するかを具体的に定めていく。

システムソフトウェアをどのような構成にするか、それぞれの部分がどのような処理をうべきか、それら部分間の連携・統合の仕組み(インターフェース)などを決めることが多い。システムの扱うデータファイルデータベースなどの定義や設計などもこの段階でうことが多い。

また、方法論によっては、どのような要素によって全体を構成するかを決定すること(のみ)を指して内部設計と呼ぶことがある。この場合、それぞれの要素の細かい仕様や処理の内容、プログラムの仕様や構造などを定めることは「詳細設計」「プログラム設計」などと呼んで次の工程とする。

(2020.4.17更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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