協力会社 【ビジネスパートナー】 business partner / BP / 協力企業
概要
協力会社(ビジネスパートナー)とは、業務の一部を外部の企業に委託する際の、委託先の会社のこと。建設・建築業界やITシステム開発業界でよく用いられる表現。これらの業界では発注元(顧客)から事業や業務を請け負った会社(元請け企業)がすべての業務を独力で遂行することは少なく、専門的な業務や周辺的な業務を外部の別の企業や個人事業主などに発注し、協力して事業を進める。その際の業務の委託先企業のことを協力会社と呼ぶ。
一般的に「下請け企業」「外注先企業」などと呼ばれるものと立場的には同じだが、これらの業界では個々の業務の専門分化が進み、外部に発注する業務は元請け企業内部ではそもそも遂行できない(そのための組織や人員、設備などが社内に存在しない)ことも多い。
外部の企業が提供する能力が必要不可欠であるため、「パートナーとして共同で事業を進める」という意味合いで協力会社と呼ばれている。システム開発業界の場合には、開発現場に作業者を派遣する人材派遣会社のことも協力会社と呼ぶことがある。
(2023.4.8更新)