新規開発 【new system development】

概要

新規開発(new system development)とは、情報システムソフトウェアを新規に開発すること。要件定義設計プログラミングなどの工程を一通りい、新しいシステム開発して導入する。

現在利用しているソフトウェアなど既存の資産を流用せず、一から新規にシステム開発することを指す。システムの導入自体が新規である場合と、既存システムを置き換えるために新規システム開発する場合がある。

これに対し、既存のシステムソフトウェアを改修することは「保守開発」「派生開発」などという。稼働中のシステムに発見された不具合を修正したり、性能や使いやすさなどを改善するために動作に変更を加えたり、新しい機能を追加することを指す。

新規開発は既存システムの改修よりも大きなコストや長い開発期間が必要となるが、データ形式などの仕様やシステムの構成、技術的な基盤(開発言語やフレームワークなど)、開発手法などを比較的自由に選択することができ、最新の技術や知見を取り入れることができる。

(2023.8.12更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる