システム構築

概要

システム構築とは、情報システムを構成するソフトウェアや機器、資材などを開発あるいは調達し、それらを組み合わせて顧客のもとで動作するシステムを納品すること。

一般的には「システム開発」の同義語として、システムの企画や要件定義から設計実装、試験、調達、運用開始までの工程全体を指すことが多い。

他の用法として、「システム開発」をソフトウェアなど構成要素の完成まで(企画~試験終了)の意味で狭く捉え、運用のための機材の調達や顧客側への設置・導入を含む全体を「システム構築」とする場合(開発⊂構築)、開発後の調達・導入工程のみを「構築」とする場合(開発→構築)などがある。

(2020.3.19更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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