レビュアー 【reviewer】 レビューア

概要

レビュアー(reviewer)とは、評論家、批評家、査読者などの意味を持つ英単語。レビュー(review)をう人のこと。動詞の “review” に、「~する者」という意味の接尾辞 “-er” を付加した語。

ネットサービスにおけるレビュアー

オンラインショップオンラインモール、店舗紹介をうネットサービスなどには、商品や店舗の評価を利用者などが投稿できるレビュー機能を備えたものがあり、そのような評価者のことをレビュアーという。この分野では「レビュアー」という表記が好まれる。

レビュアーは満足度を点数や星の数で示したり、感想を自由記述で投稿することができる。買い手は製品の販売元や出品者といった売り手の宣伝だけなく、実際に購入・利用してみた人の声を参考に購入の是非を検討することができる。

システム開発やプログラミングにおけるレビューア

システム開発などの分野で、ある人の作成した文書やプログラムコードなどの成果物を精査し、矛盾や誤りが無いか、仕様や要求を満たしているか、潜在的な問題が潜んでいないかなどを評価することをレビューと呼び、評価者のことをレビューアという。この分野では「レビューア」という表記が好まれる。

具体的なレビュー手法として様々な方式が提案されており、複数のレビュアーがチェックリストなどを用いて精査した結果をミーティングで議論する「インスペクション」、本人とレビュアーが一堂に会してその場で検証や議論をう「ウォークスルー」、成果物をレビュアーに送付・回覧して意見を求める「パスアラウンド」などがよく知られる。

(2023.4.12更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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