リビルド【rebuild】再構築
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プログラムのリビルド
ソフトウェア開発では、ソースコードのコンパイルやライブラリのリンクを経て実行可能ファイルを生成する作業を「ビルド」(build)と呼ぶ。リビルドはそのビルドをやり直す処理であり、不具合の修正や機能追加、依存ライブラリの更新などを反映させるために行われる。開発の現場ではテストと修正を繰り返しながら何度もリビルドするのが通常の手順である。
リビルドの方式として、変更のあったファイルだけを再コンパイルする「インクリメンタルビルド」(増分ビルド/差分ビルド)と、過去の生成物をすべて破棄し、全ファイルを対象にコンパイルを最初から実行する「フルビルド」がある。通常は前者を行うことが多く、後者はビルドキャッシュの破損や依存関係の更新、コンパイル結果の不整合が生じた場合に、再現性を確保して環境差異による不具合を排除するために行われる。
データのリビルド
ストレージ分野では、RAIDなどで複数台のディスクを統合運用している環境において、故障したディスクを交換した後に元の状態へ復元する処理をリビルドという。稼働中の残りのディスクからデータを複製したり、パリティ(誤り訂正符号)を算出し直して新しいディスクへ書き込んだりすることで冗長性を回復する。
リビルドが完了すると、交換前と同等の状態に復帰する。リビルド中はディスクへの負荷が高まり、この間にさらに別のディスクが故障するリスクがある。また、ディスクの容量や性能によっては完了までに数時間から数十時間を要する場合もある。データベースや検索システムなどでも、古いインデックスを破棄して再構築する処理などをリビルドと呼ぶことがある。
(2026.6.22更新)