共同レビュー 【collaborative review】 joint review

概要

共同レビュー(collaborative review)とは、情報システム利用者と開発者など、立場の異なる者同士が共同で成果物の確認、検証をうこと。

システム開発を委託する場合などに、発注元と委託先の担当者が集まり、委託先の作成した仕様書や設計書などを共同で検証し、発注元の求める要求が過不足なく反映されているかなどを確認する。内容に双方が合意すれば、委託先は実際の開発作業に取り掛かることができる。

契約条件によっては、要件定義設計などの初期段階だけでなく様々な段階の成果物について共同レビューを実施することもある。また、発注元と委託先だけでなく、社内の情報システム部門と利用部門(ユーザー部門)など、立場や利害の異なる複数の組織間でわれるものが含まれる。

(2023.6.7更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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