外部設計 【external design】
概要
外部設計(external design)とは、ソフトウェアや情報システムの開発工程の一つで、外部から見たシステムの仕様を定義する工程。方法論の違いにより、この工程のことを「基本設計」あるいは「概要設計」などと呼んだり、これらの一部に含める場合もある。要件定義に続いて設計工程の前半に行うもので、利用者や外部の別のシステムから見て当該システムがどのように振る舞うべきかを策定していく。操作画面や操作方法の構成(ユーザーインターフェース)や、帳票など印刷物の書式、ハードウェアや他のソフトウェアとの接続・連携仕様、データベースの構造などを決めることが多い。
設計工程の後半では、外部設計で決まった仕様をもとにプログラムの構成や各部の仕様の詳細などを定めていく内部設計や詳細設計を行う。
(2019.6.18更新)