読み方 : がいぶせっけい
外部設計【external design】ED
概要

要件定義に続いて設計工程の前半に行うもので、システムへの要求をもとに、実際に利用者が操作する画面のレイアウトや遷移、入出力データの形式、帳票など印刷物の書式、APIなど他システムとの連携仕様を決定する。例えば、入力フォームの項目名や桁数、必須入力の有無、検索条件の指定方法、一覧表示の並び順といった仕様を決める。
外部設計の結果は、画面設計書、帳票設計書、インターフェース仕様書などの成果物として表される。これらの文書は後続の内部設計や実装工程における指針となるだけでなく、発注者とシステム開発者の間で認識を合わせるための合意文書としても機能する。この段階で利用者側と仕様を確認・承認しておくことで、開発後半での手戻りを減らすことができる。
ウォーターフォール型の開発モデルでは、要件定義の次に外部設計が位置し、その後に内部設計(詳細設計)へと進む。外部設計の内容は後にテスト工程にも引き継がれ、画面操作や出力結果が仕様通りかを検証する基準として用いられる。一方、アジャイル開発では明示的に「外部設計フェーズ」を設けないことも多いが、画面仕様や外部インターフェースの定義自体はプロセスの中で必ず行われる。
(2026.4.9更新)